2012年4月9日月曜日

餅を焼こう - タバコは十害あって五、六利ありぐらいではないか。


昨今、煙草はどこでも百害あって一利なしと巷でもメディアでも辛辣なことを言われている。
しかし、煙草はそこまで酷い存在でも利がない存在でもない。
明らかに事実誤認をされているため少し書いてみる。

ちなみに私は嫌煙家であるために、十害あって五、六利と書いた。喫煙家には五害あって十利ぐらいかも知れないが、そこは容赦して貰いたい。

これから書く内容を個条書きに書き出すと以下のようになる。
1.煙草の健康害の誤解
2.副流煙は虚構
3.煙草でが医療費がかさむという嘘
4.五、六利
5.私は嫌煙家

1.煙草の健康害の誤解

煙草はとかく健康害が騒がれる。
やれ肺癌になる食道癌になるとテレビでも報道されていることは皆知っていることと考える。
国立がんセンターのがん情報サービスでは喫煙とがんと言うページで


IARCは1986年の評価で、喫煙との間に因果関係があるがんとして、肺がん、口腔(こうくう)がん、咽頭(いんとう)がん、喉頭(こうとう)がん、食道がん(扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん)、膵臓(すいぞう)がん、膀胱(ぼうこう)がん、腎臓(腎盂(じんう))がんをあげていました。今回、 1986年以降の研究結果を検討した結果、鼻腔(びくう)・副鼻腔がん、食道がん(腺がん)、胃がん、肝臓がん、腎臓(腎細胞)がん、子宮頸部(しきゅうけいぶ)がん、骨髄性白血病を、喫煙との間に因果関係があるがんとして加えています。これらのがんでは、喫煙者におけるリスク(がんにかかる確率)が非喫煙者に比べて20倍以上(肺がん)と報告されている部位もありますが、おおむね2~3倍のリスク上昇が観察されています。


とずらずらと非常に多くのがんとの関係があると断じている。
しかし関係はあるとするが、煙草がどう癌に影響しているかは喫煙ががんを引き起こす仕組みの項において。

喫煙者に生じた肺がんでは、こうした遺伝子変異が非喫煙者の肺がんよりも多くみられ、悪性度が高いことが知られています。

がん化の仕組みにはまだ不明な点も多いですが、
(※一部抜粋)


何人が心気症になる原因は?


としている。実際に煙草ががんに関係しているかどうかは本当は分かっていないのである。
そもそも、癌の原因も分かってはいないのが現状である。
では、なぜ煙草と癌が関係があるとされているか。

それは 多く見られ と言う一文で説明されているように、単純に煙草を吸った人は癌が多かったと言う統計でしかないのである。
そのことは巷にあふれかえる喫煙の健康害を注意する張り紙を見ても分かる。
おおよそ見るのは「喫煙者は非喫煙者のxx倍の発ガン!」等と不安をあおるだけの内容である。

ここまで読んだ人は、『仕組みは分かっていないが煙草を吸った人に癌が多い� �らば、やっぱり煙草は癌の原因になるんだろう』と思うかも知れない。
しかし、ここに大きな落とし穴が存在するのである。

統計で調べられた喫煙者の喫煙以外の生活、非喫煙者の喫煙以外の生活、は全く調べられても考慮もされていないのである。

つまり、もしかしてピロリ菌で胃ガンに成った人も喫煙していれば喫煙者の胃ガンに含まれる。ストレスを緩和するために煙草を吸っていて、ストレスで体に変調を起こした人も喫煙者の健康害に含まれてしまうのである。
これはまったく意味のない統計である。

また、当のがんセンターのデータの煙草の健康への危険度を示したデータでは男性は危険度が増しているように見えるが、女性は喉頭癌と肺ガン以外は殆ど誤差の範囲のデー� �ばかりである。
これをがんセンターは女性は喫煙数が少ないためと説明しているが、女性が喫煙数がどれほど少ないかは併記しない。また、男性にも少ない本数の人間は多い。
むしろ、煙草以外の男性の生活習慣に原因があると考えた方が自然とも言える。なのに何故煙草が原因と固執するのか理由がない。

また、仮に統計が正しく、煙草ががんを増やすことが本当だったとしても、この統計にさほど考慮するべきような事ではないのである。


私は離乳メトホルミンする必要がありません

よく見かける、『煙草を吸うと13倍肺ガンになりやすい!』と言う意見広告がある。
これを見たとき私が思い出すのが「レモン30個分のビタミンC」や「東京ドーム13個分」等。まるで意見広告どころか商品広告のような印象である。
凄そうなイメージはあるが、実際にどれほどなのか全く分からないのである。
レモン30個分と言われても、レモン1個がどれだけビタミンCがあるか分からないのだから、参考にも成らない。でもレモンはビタミンCが豊富と言われるから多いのだろうと思い買うのである。
それとおなじで、煙草を吸う前に肺ガンになるのがどれだけか分からないのに13倍と言われても全く分からない。分からないがとにかく増� ��るから恐ろしいと感じるのである。
これが仮に、非喫煙者の肺ガン率が百万人に一人だったらどうだろうか。0.001%である。この13倍なら0.013%である。

『0.001%で癌になるはずのが、煙草を吸うと0.013%で癌になります。』と言われて恐ろしいと思うだろうか。

もちろん恐ろしい人もいるだろうし、気にもとめない人もいる。しかし、13倍癌になるといわれるのとでは拍子抜けに弱い印象ではないだろうか。
それ故に、煙草の意見広告は実数が殆ど出ずに倍増数だけを出してくるのである。
そもそも、人間はそんなに癌にならないのに倍にしてもたいした数には成らない。

考えても見て欲しい、まわりですっぱすっぱ煙草を吸う人を何年見ていても全く癌になっていない。
そんなに癌� �なるのならば、喫煙者はみんな病院に行っているはずである。

追記
そういえば、煙草をすって真っ黒になった肺というのも嘘だという情報があった。
たしかに喫煙者と非喫煙者がどんな生活をおくってきたかも分からないのにくらべても何も意味がない。
喫煙前と喫煙後で比べるならば意味があるのだが。
しかし私には判断しかねるので情報が有れば教えて欲しい。

2.副流煙は虚構


歯の上に黒斑

『貴方の喫煙が周りの人の健康を脅かす。』
副流煙の決まり文句である。こういえば喫煙者はおいそれと煙草を吸えなくなる。
しかし、副流煙で本当に周りの人の健康が脅かされはしない。
1.で煙草の健康害は事実とは言い難いと述べたが、それならば副流煙も同じである。

また、副流煙は主流煙の数倍の危険物質があると言われる。
しかし、煙草の先から出ている煙をそのまま吸う人間など見たことがない。
副流煙はよくて、煙草が部屋に充満して拡散した状態で吸うぐらいである。
主流煙より健康被害が酷いなどと言うことは決してあり得ない。
統計的にも副流煙で何倍の健康被害などと言った皇国を見たことがないことからも分 かるのではないだろうか。

副流煙は嫌煙家が自分に煙を吸わせないための方便である。

3.煙草でが医療費がかさむという嘘

『煙草は税金がかかっているため、煙草を吸う人が増えた方が国家財政によい。』
と言う喫煙者を押さえつけるために生まれたのが、
『煙草の健康害で医療費がかさむから寧ろ国家財政を圧迫している』
と言う反論である。

これは全くのでたらめである。簡単に説明できる。
まず、厚生労働省から出ている、診療費の推移である。

年々増えていって居るのが分かる。

対してJTの喫煙者数の推移である。

年々減っているのが分かる。

つまり、喫煙者数が減る方が医療費は増えるのである!

と言うのは冗談である。いくら何でもそんなことはあり得ない。
しかし、喫煙者と医療費はあまり関係がないとは誰でも分かるはずである。
誰が言い出したのか知らないが、全くの作り話である。

「たばこは国家財政に貢献している」という話は本当か:Garbagenews.com
こういう風に実際に検証せず風評を広めるのはやめていただきたい。

4.五、六利

煙草に利がないように言われるが、煙草には利がある。


当たり前だが煙草にはストレス解消効果がある。
ストレスの多い職種の人ほどヘビースモーカーであるように煙草がストレスを解消するのは昔から知られている。
もし、喫煙と精神病の統計でも取れば愉快な結果になるではないだろうか。

また、煙草には眠気をとり、疲れを緩和して、リラックスをさせる。
前述したとおり煙草は税金を払っているので国家財政にも貢献している。
嫌煙家の私でもストレス解消効果は羨ましいと常々思っている。

5.私は嫌煙家

ここまで喫煙者の擁護をしてきたが、私は煙草が大嫌いである。
いわゆる嫌煙家である。

煙草には害があるのだ。
まず、喉頭癌になる。
癌になるのは嘘だと言っておきなが� �言うが、喉頭癌には成る。
これは仕組みが分かっていて、煙草の熱い主流煙で喉頭の粘膜が痛めつけられるからである。

また、煙草はくさい。
私はあのにおいが耐えられない。
横にいるだけで頭が痛くなってくる。

また、寝たばこは火事の主要な原因になっている。
歩き煙草は火傷を生む。
(ただ、この二つは喫煙者のマナーの問題である。)

しかし、私は嫌煙家だが健康を理由に煙草を吸うなとは言わない。
私はにおいが嫌いだから離れたところでなら勝手に吸えばいいと言う。
私以外の人間が全員私の居ないところでタバコ吸っていれば、国家財政にも良い。等と考えたりもしている。

まとめとして。

ここまで書いて私が言いたいのは、煙草を無理矢理悪役にするのはや めろと言うことだ。
嫌煙家が煙草を敵対視して無理に煙草をやめさせるのは、喫煙者が無神経に横で煙草を吸うのと同じぐらい酷い行為だと言うことを自覚した方が良い。
どちらも自分の主義嗜好を押しつけてはならない。
分煙を推し進めるのはよいが禁煙を押しつけてはいけない。



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