膠原病専門医のいる医療機関・高雄病院(漢方治療)
漢方治療を中心とした東洋医学と西洋医学を調和させながら治療するというユニークな病院として全国的にも有名な病院です。自然治癒力を高めることを重点においた治療は医療の原点かもしれません。膠原病の治療とともにステロイド減量を目的とした患者さんが全国から来院されるそうです。入院管理のもとで行われる絶食療法も注目です。これらの治療は健康保険が適用されます。もちろん特定疾患の公費負担もあります。
外来が完全予約制になっているのもありがたいですね。
頭と首の後ろの頭痛の痛み
名前のとおり、紅葉の名所高雄へと続く周山街道沿いにあり、病院周辺は市内とは思えない趣があります。
●外来診療されている江部康二先生のお話
高雄病院の漢方の歴史は、1975年に現院長の江部洋一郎医師が就任してから始まりました。漢方治療を希望する患者さんは徐々に増えていき、近年は京都はもちろん全国各地から来院されるようになりました。 現在、七人の常勤医師すべてが漢方治療を実践しており今や日本有数の漢方医療のメッカといえます。もちろん必要な場合は西洋医学的治療も行います。
太陽の下でされた後の関節痛
漢方治療中心ということで西洋医学単独ではコントロール困難な厚生省が難病に指定しているような疾患や、慢性関節リウマチ・SLE・MCTD・強皮症・ベーチェット病・シェーグレン症候群・大動脈炎症候群・AGAなどの膠原病の患者さんも診察にこられます。
犬の減少appitite 、増加渇き、体重減少
現実には漢方治療も決して万能ではなく、うまくいくときも、なかなかうまくいかないときもありますが、私達医師、スタッフも何とか膠原病・難病の患者さんをよりたくさん援助できるよう継続的に勉強しています。ステロイド減量のための漢方治療を目的として1〜3ヶ月間くらい入院される患者さんもあります。ステロイド服用中の患者さんは絶食療法は適応となりませんので、入院中は本来の日本型の食生活を中心とした食養生をしてもらいます。
高雄病院の漢方治療は入院も外来も基本的に健康保険が使えます。エキス剤もでますが、最もよく処方されるのは、草根木皮を中心とした生薬で、症状に応じてオーダーメードで12種類くらいを組み合わせます。生薬の使用量は自慢じゃないが日本一です。
外来は月曜日から土曜日までの毎日午前中と、月・火・木の夜間にあります。予約制を導入してからは、待ち時間は随分短縮され、ほぼ受付後30分以内に診察できるようになっています。
漢方治療をご希望のかたはとりあえず電話(075-871-0245)で相談していただき、診察日時を予約していただければ幸いです。
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