どのような予防は、食品poiseningを防ぐために取られるだろうか?
いやなにおい 他 - 空
朝日社説
食の安全―対策は素早く幅広く
福島第一原発はなお予断を許さず、漏れ出す放射性物質と長い闘いになりそうだ。食べ物を消費者に安心して買ってもらい、風評被害を防ぐには幅広く検査し、結果を素早く公表して、きめ細かく出荷停止と解除を重ねていくしかない。
健康被害についても同様で、風評被害しかない、かのように論ずるのもまずい。
今後、国内外で、日本の食品に関する動揺は続くだろう。
全国で、きめ細かで、嘘偽りのない検査結果を発表し続けていくことが、健康被害・風評被害を最小限にする最低限である。省庁の垣根を越えて全力をあげて取り組むべきである。
(個人的には、スーパーが被災地応援セール、農産物など低価格など安くなった食品をいただこうと思っている。で、ついでに魚も安くなってくれれば、ラッキー・・・・なんてこといったら漁師さんたちに怒られちゃうな。)
あとはさまざまな科学者にメディアなどでもっと発言を機会が与えられるべきだ。
朝日社説
低汚染水放出―政治がもっと責任担え
現場の考えは大切だが、最終的な責任を負うべき政治の影が薄い。枝野幸男官房長官は詳細な説明を東電に任せ、漁業を所管する農林水産省には事前の連絡はなかったという。政治を支える専門家の支援態勢も、いまだ十分とはいえない。政府機関だけでなく、日本原子力研究開発機構や放射線医学総合研究所などの公的研究機関や産業界、大学など、国をあげた強力な態勢が必要だ。
その際、前面に立つべきは、やはり原子力安全委であろう。事故発生以来、その存在感は薄いが、安全のお目付け役としての本来の役割を果たしてもらわなければならない。
安全委が前面にでて安心できるか、どうかは、あの委員長ーー人が良さそうだがーーーだとどうも頼りない気はするが、とにかく、やきもきしているより、様々な専門家を総動員すべきことメディアがもっと言っていくべきだ。
読売社説
原発汚染水 冷却機能の回復で放出止めよ(4月6日付・読売社説)
再び障害にぶつかった時に備えて、国内外の専門家の知恵を集めて対処法を複数検討しておくことが求められる。貯蔵タンク増設や放射性物質吸着材の確保など、汚染水対策も進めておくべきだ。(2011年4月6日01時01分 読売新聞)
だから、もっとそのこと連日言うべきなのだ。とにかく、原発処理がより確実に、より早期に決着がつく目処がたてば、国内外も救援活動にもっと集中するだろう。加えて、作業員の安全もしっかり確保すべく増員すべきである。、
(2011年4月5日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
社説:大災害後の日本の復興 2011.04.06(Wed) Financial Times
危機は日本に好機を与えている。差し当たり、日本の政治家を悩ます瑣末なスキャンダルは棚上げされた。
この些末なスキャンダルに政治家もメディアも勢力を注ぎすぎるところに日本の悪い癖がある。
報道ステーションで紹介されていた記事。
The international community must intervene – in Japan
By Jacques Attali / March 30, 201
Just as the international community had to come together to stem the financial meltdown from contaminating the entire world economy or prevent massacre in Libya, it must now intervene in Japan to prevent radiation from poisoning the planet.
リビアの虐殺を防止するために、国際社会が一致して行動したように、この地球を毒する放射能汚染を防止するために、日本に介入しなくてはならない、と。
事態の進展によっては、日本の一部の地域が居住不可能になり、放射能は世界を駆けめぐる。
国際支援を拒否し、災害の規模を隠蔽し、薄給の労働者の命を危険にさらしている。東京電力と保安院は、真実を隠蔽したのを認めたくないために、国際支援を拒否しているのだ。
To draw on another analogy in today's news, the world has the "responsibility to intervene" when a sovereign nation cannot or will not protect its own people and when the danger extends beyond borders.
で、これが議論の要だと思いますが、主権国家が、自身の国民を守ることもできず、しようともしないで、かつ、その危険が国境を越えるとき、世界は、介入する責任がある、と。
最初、読んだ感想は、この思想家の欧州的な牙をむき出してきたのかな、というもの。
まず、事実認定が不確かである。。
東京電力や保安院の過去の行状についてはこれから厳しく糾弾されるでしょうけど、今回の件についての、情報隠蔽、というのは、当初、欧米のメディアが騒いでいたようですが、実際には、機器の故障などにより、東京電力、政府自身も情報が不足がしていた、というのが実情ではないでしょうか。また、情報発信の窓口が福島と東京にあったりして、異なった情報が発信されたり、あるいは� ��後に情報が訂正されたりしたーーー言えるのはここまでで、情報を隠蔽していた、という証拠はまだでていない(ように思う。)
計測された放射線量などは独立した機関のものとも一致しており、誤った情報を提供していたわけでもない。ただ、パニックのなか猜疑心が高まって、疑った人々がいた。
事故の規模については、評価の問題ですから、得られる少ないデータから最初のうちは解釈がいろいろありえる。
事故の危険の影響に関しても、ひどく間違っている。
周辺地域が今後居住可能かどうかについては、どうなるのかはわかりませんが、原発事故による被害というのは、津波により命を落とされた方が2名ということで、加えて、長靴を履かないで汚染水に足をつけた作業員がいましたが、「28日、福島第一原発の復旧作業中に高レベルの放射線を浴びて搬送された作業員3人が退院した」ということです。(あとめまいでに入院している社長とか?)
国内において、まだ、断言できるものではないにせよ、現状のまま、うまくおさまれば、長期的にみても、一般人に対する放射線による影響というのは、ほとんどない、とみる国内外の科学者のほうがーー私のふれる限りの� �事についてはーーー多い。
(もっとも作業員についてはわからないーーーだからこそ、作業員の増員と監視の強化をすべき。)
放射性物質については世界巡回するものの、そもそも微量で国外の国民に影響を与えるものではない、というのが、大方の科学者の意見でしょう。
したがって、前提となる事実認定がそもそも正しいとは言えない。
( もっとも、
Since the beginning of the disaster, the same regulatory authorities and utility executives who exposed the public to such danger have compounded error upon error in the effort to save their damaged assets, leaving the spent fuel pools exposed to the open air without cooling, causing irreparable damage to those with systems of protection still intact.
そもそも公衆をこの危険にさらした東電と安全保安院が失態に失態を重ねている、と。その後半の文章の事実認定はこれからでしょうが、しかし、この部分の不安は共有します。)
原発に関しては、今後どの国に関しても、事故が発生したら、国際的な機関のもとに事故処理するという考え自体はわりにいい考えだと思います。
しかし、そうした国際的取り決めがない。むしろ、IAEAの天野さんがABCだか、CNNだかにでていたとき言っていたと思いますが、現状では、原発所有国が一義的に処理する権限がある、とういことだったように思います。
にもかかわらず、介入まで言い出す。なんていうか、丹念な事実認定もしないで、日本には事故処理能力がない、というか、日本人に対するそもそもの不� ��感がついでてしまったのではないか、ということと、その誤認に基づいてでも介入しようといった拙速な衝動はイラク侵攻したブッシュ氏をも髣髴させるものがあります。
いずれにせよ、こういうのは、覚えておいてフランスで何かあったときに皮肉のようにチクリと言ってくれる日本人論者がいると、おもしろいのですが。
JPでフランス人はビビリーだと揶揄されていましたが、しかし、もしかしてホンマやないか、とつい思ったりしてしまいました。
アタリより、こっちのほうがまだ当たり。
Japan: "The Fear of Magnitude 0″
2011-03-20 15:24:43
震度0の恐怖
テーマ:ブログ
こっちはどうか?
原子炉建屋を特殊シートで遮蔽 政府、福島原発事故で
共同
専門家の間では否定的な見解が多かったが、政府側が東電への検討指示に踏み切ったという。政府関係者の一人は「原発の専門知識がないゼネコンの発案を、政治家と経営陣が採用した。無残な原発の姿を覆い隠して安心感を与えようという気休めだ」と批判している。2011/04/04
建屋のシート遮蔽は9月以降 放射線量高く着工早くて6月
共同
政府が東京電力福島第1原発事故で実行方針を固めた原子炉建屋の特殊シートによる遮蔽は着工が早くても6月以降、完成は最短でも9月となる見通しであることが5日、分かった。建屋周辺の放射線量が高く、当面は作業が困難と判断した。複数の政府関係者が明らかにした。事故対処の長期化は必至だ。原子力専門家からは遮蔽について、放射性物質の拡散抑制効果が限定的だとして、疑問視する声が上がっている。着工が早くても2カ月近く先になることに加え、シートなど資材の調達や作業員の確保に手間取る可能性があり、政府内で消極論が強まる展開も否定できない。
政府と東電の事故対策統合本部に属する放射性物質漏えい防止チームの4日の会合で、検討を要請された大手ゼ ネコンが工期の見通しを報告した。その際、米原子力規制委員会(NRC)の専門家は、遮蔽シートが地震や台風で倒壊した場合でも、内部の使用済み燃料プールを破損しない構造とするよう求めた。
政府内の原子力専門家が指摘していた内部の放射線量上昇や再爆発のリスクに関しては、放射性物質を吸着する素材をシート内側に張ったり、フィルター付きの換気口を設置して水素だけ外部に逃がす対策が検討されている。
建屋周辺の放射性物質対策では、ちりやほこりの飛散を防ぐため東電が粘着性合成樹脂の散布試験を実施。ただ樹脂に放射線を遮る効果はないため、政府は遮蔽工事の着手には線量の低下を待つ必要があると判断した。
特殊シートは建屋の周囲に骨組みを建てて張り巡らせる構想� �1〜4号機の全てで実行した場合、費用は約800億円と見積もられている。政府が東電に可否を検討するよう指示していた。
2011/04/06 02:02
完成は最短でも9月、ということは要するに、原発の冷却安定化の作業もかなり長期化を見込んでいる、ということかね?
「線量の低下を待」って放射性物質拡散予防するのけ? 素人的には、線量低下したらそれほど必要性もなくなるような気もするが・・・(かといって高い内にやれば、作業員も危険)
東京電力に可否を問うよりも、むしろ第3者的な専門家集団に可否を問うべきであろう。
・・・・・なんだか、いろんな意味で、嫌なにおいがするな。
更新
コメント欄。
どうも常日頃よほど日本政府がいうことは信頼されていないようで・・・・
健全な懐疑はいいのですが、さまざまな情報網から、確認しておきましょう。
政府発表の放射線量について、グリーピースとデータ一致、評価不一致について。
「日本は貧しい国になるでしょう 」 他
健康被害について、ABC
避難区域の米国との不一致について、
ほうれん草について、
1 lb = 0.45359237
Radiation levels and their effects on the food supply are explained in this videographic. April 2
0025
Eating 2lbs. of the most contaminated spinach detected so far = Dose of CT scan to the head.
ほうれん草としらすのおひたし
ブロッコリについては、
PPPするぞ、 他
もっともこうした野菜は出回っていなことも注意。
反原発派の政治がらみの情報操作、および、放射能の健康への影響の見解の違いについては、
といった
また、国連による、放射能の影響についての見解
The UN Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation
などなどをみると、細部に見解の違いはあるものの、大まかには、これまでの日本政府のデータ・見解は海外のこうした通説といわれるものと大きくずれるものではない。
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