2012年6月3日日曜日


発作時の対処について

パニック障害全般性不安障害恐怖症などにおける発作時の対処法です。

パニック発作
動悸胸痛などが主に起こります。実はこのとき、本人は過呼吸になっていることが多く、そのためにさらに苦しくなっているケースが多いのです。この場合は紙袋やビニール袋に空気をいれ膨らませた物を口にあて、自分の吐き出した二酸化炭素を吸い込ませます。(勿論横から酸素も入るようにしておく)ゆっくりと呼吸するように促します。

そうすることで、苦痛は和らぐ事が多く、発作も早めにおさまることが多いのです。本人の気構えとしては「死ぬことはない」ので「死なない」と理解する事で、死ぬかも知れないという恐怖からは逃れられます。不安は強く出るものの、「死なない」と分かっていればかなり冷静に対処できます。

2012年6月1日金曜日



てんかんの発作の原因

大脳皮質と呼ばれる脳の表面にある神経細胞が、さまざまな原因で異常な興奮を起すことにより、てんかんの発作症状は引き起こされます。

てんかんは病因により、病因が不明で素因が関係する突発性てんかんと、脳に影響を与えられる病気があるなどの原因が明らかな症候性てんかんに分けられ、その割合は、およそ3:1といわれています。

発作症状は、その脳の異常な興奮が起こる場所によって異なってきます。