パニック障害、全般性不安障害、恐怖症などにおける発作時の対処法です。
パニック発作:
動悸、胸痛などが主に起こります。実はこのとき、本人は過呼吸になっていることが多く、そのためにさらに苦しくなっているケースが多いのです。この場合は紙袋やビニール袋に空気をいれ膨らませた物を口にあて、自分の吐き出した二酸化炭素を吸い込ませます。(勿論横から酸素も入るようにしておく)ゆっくりと呼吸するように促します。
そうすることで、苦痛は和らぐ事が多く、発作も早めにおさまることが多いのです。本人の気構えとしては「死ぬことはない」ので「死なない」と理解する事で、死ぬかも知れないという恐怖からは逃れられます。不安は強く出るものの、「死なない」と分かっていればかなり冷静に対処できます。